「みんなの葬儀体験談」
人は誰しもいつかは命を返さねばならない時が来る訳ですが、出来るならば親より先には逝きたくないと思うのが人の心。
しかし、必ずしもそうもいかないのがこの世というものなんですよね・・・
10年位前に母方の祖父が亡くなった時は夕方に亡くなり、次の日が通夜でした。離れて暮らしている私達家族は通夜に日に葬儀所に着きました。
すごく悲しくて泣きたかったけど、幼心に私達は離れて暮らしているから、一番に悲しんではいけない、我慢しなければと思い泣くのを必死に我慢して父に怒られた記憶があります。
それから10年たって父が亡くなりました。
父の場合は入院したその日に、今日が危ないから会わせたい人は連れて来てくださいと言われました。
その日は何とか踏みとどまりましたが、それから二ヶ月後に祖父母に看取られて亡くなりました。
時期的に葬儀場が混んでるらしく一週間後に通夜でした。
私達は葬儀に詳しくないので、地域の葬儀屋の方に今風でお任せしたかったのですが、祖父母が田舎流が良いと揉めていて大変でした。
感想・解説
葬儀の場は特殊な雰囲気ですからね。子供心にもそれが分かって、妙に余計な気を使ってしまうんですよね。
日本には「悲しみをじっとこらえて気丈に振舞う遺族」の姿が美徳とされる風習もありますが、私は出来るだけ悲しみを出し切ってしまうのも葬儀の大切な役目だと思っているのですが・・・
お父様の件は残念でしたね。
葬儀場が一週間待ちということは亡くなったのは冬でしょうが、何よりも子供に先立たれたご両親(投稿者様から見て祖父母様)が可哀想ですね。
どのような方法で葬儀を行ったのかは分かりませんが、昔ながらの方法で子を送ってあげたいという親心に免じて、田舎風の葬儀であったことを祈ります。
合わせて読みたい!いや、読んでいただきたい!
いやいや、読んでくださいm(__)m!