みんなのお葬式体験談
葬儀に参列した際の最大のイベントといえば、焼香、お香典の提出!
間違いありませんね!
そんなお香典を出し忘れて、冷や汗をかいたという投稿です。
先日、友人のお母さんの葬儀に出席しました。
香典を用意していきました。最近の葬儀は香典を辞退するところが多いので、用意はしていっても渡したことがありませんでした。
まず受付に行ったら記帳をしました。受付の方から紙袋に入った何かを手渡たされ、席に着きました。
お坊さんのお経を聞いている途中、周りの人は紙袋を2つ持っていることに気が付きました。
ふくさを鞄に入れている人がいたので、自分が香典を渡し忘れていたことに気づき、また渡すタイミングを逃したことがわかりました。
寒かったにもかかわらず、冷や汗が止まらなくなりました。
お経が終わると急いで受付に行きました。もう受付には人はおらず、葬儀会社の人に話して受け取ってもらいました。
香典を渡し慣れていなかったことが招いた失敗です。
つい場の雰囲気にのまれてしまって大事なことを忘れてしまい、気が動転してしまいました。
香典を渡し忘れたあと、香典を渡すまで他の人と話したことなどは覚えていません。
感想・解説
それは焦りましたね。
しかし、別に焦る必要は全くありません。
最も肝心なことは、お香典を渡すことではありません。あなたが弔問に訪れてくれたという事実です。
香典なんてものはあくまでもおまけですから、葬儀から帰る間際だろうが、最悪後日だろうが、最終的に遺族の手に渡っていればいいんですよ。
弔問のマナー
香典について
香典を渡すタイミング
通常は斎場入りした時点で、受付の準備が整っていればその時、整っていなければ整った後、芳名カードや帳面に記帳したタイミングで一緒に渡します。
つまり受付の時ですね。

香典辞退
香典辞退は曲者です。
投稿者様の文章には最近は香典辞退が一般的と書いてありますが、たまたまです!
私自身年間相当数施工しますが、香典辞退はまず稀です。
何も書いていない、何も言われていないのに、自分で決め付けるのは論外ですが、例え「香典は辞退致します」という看板が出ていても、必ず本気で香典は出しましょう。形だけ・・・などという甘っちょろい考えはいけません。あくまでも「本気で」です!
気持ちを形で示すのはとても大切なことですが、勇気がいる行為です。そして案外そうした細かいところを、人は見ているものですよ。
遺族や受付のスタッフからお断りが入ったら、引っ込めましょう。
香典を渡しそびれたら・・・
では受付で渡しそびれた場合はどうしたら良いのでしょう?
受付の人間が葬儀社のスタッフや気の利いた人間であれば、
「お香典も一緒に出されますか?それとも記帳のみで宜しいですか?」
と聞いてくれる場合もあるので出し忘れも少なくなりますが、万が一出し忘れた場合も慌てる必要はありません。
受付がまとめたお香典を喪家が持って帰って確認できるのは、少なくとも通夜の夜以降ですので、帰るまでの間に気がついたのなら、全く問題ありません。
受付が開いていれば受付に、閉まっていれば葬儀社のスタッフか、ご遺族に渡しそびれた旨伝えて、改めて手渡せば、全く問題ありません。
「さっき記帳だけしてお香典を渡しそびれてしまったんですが、記帳カードと一緒にしておいてください」
と言って渡しましょう。
この時に香典返し(返礼品)を貰うのを忘れずに!
その日に香典を渡しそびれたら・・・
通夜で渡しそびれて、告別式も出席するようなら、告別式で構いません。
万が一告別式に出席しない、あるいは告別式で渡し忘れた場合は、近所なら直接持っていけば問題ありません。
遺族が会社の同僚なら出社したタイミングで渡せばOKです。
直接渡せない・・・
最終手段発動です。
元国家権力傘下のあの配達組織の力を借りましょう!
現金書留!!!

いずれにせよ、葬儀が終わって数日以内に遺族の手元に渡っていれば、大したマイナスにはなりません。
落ち着いて対応してください。
安心してください!(香典)持ってきてますよ!
決して安村の浮気謝罪釈明の時ように、焦ってはいけませんよ。