【とんでもない坊さんの話】
一代で従業員100人規模の会社を作り上げた創業者の葬儀。
第一次世界大戦後の混乱期・第二次世界大戦・関東大震災・・・
多くの困難な時代を乗り超え、日本経済を支えた、古き良き日本男児。
立派な人生に相応しい良い葬儀だった。
会葬者の数も多く、かなりの長丁場になってしまったが、いよいよ出棺を前にして、故人の長男にして現社長である喪主の御礼の挨拶が始まった。
故人の生い立ちから始まり、苦労して会社を大きくしていった過程、晩年の様子まで・・・
感極まる喪主様。
必然的にスピーチは長くなる。
高齢者も多い為、脇に置かれた椅子に座って寝ている人も、ちらほらと見受けられるのは致し方ないこと。
その時・・・
スピー、スピーZZZ・・・
会場にこだまする複数の寝息。
まぁ、分からなくはないけどね。
話長いし笑
あんたもかー!?
火葬が終わって解散式の後に喪主さんが爆睡ぶっこいてたとも知らず住職に、
「私のつまらない話で、式が長くなってしまいまして、申し訳ございません。」
って言ったら、
「いやいや、どうして、なかなか感動的な話でしたよ。」
だって。
ウソつけー!!!!!!
閻魔様に舌抜かれちゃえ!って思ったとんでもない住職の話。
( ̄曲 ̄) イーーーーーーーッダ!