「みんなのお葬式体験談」
突然やってくる葬儀。 病院や警察からの突然の連絡に頭は真っ白、どうしていいのか分からずパニックに・・・
訳も分からず病院紹介の葬儀屋に頼んだら、予想以上にお金がかかったり、こうすればよかったと後悔ばかり・・・
そんな経験ありませんか?
同居していた私の祖父が数年前に急死しました。予期せぬ出来事だったため、葬儀のことなど何も考えてなかったため家族みんなで慌てて葬儀場を探しました。 実家から近く、という条件でインターネットで探し、数件目でやっと予約が取れました。
身近な人の死というのに慣れておらず、何から何までよくわからない状態だったので、担当者さんに言われるがまま決めました。
結婚式と違い、前もって色々決めていくものではないので、相場もよく分からず、何を削っていいのかも分からずという状態でした。
そして何より時間がないので、早く決めなければならないということで焦ってしまい、言われるがまま契約してしまいました。
遺影の用意もしていなかったので、短期間で写真を探すのも大変でした。
結果的に担当者さんにお任せでしたが、式は問題なく終わり感謝していますが、反省点としては、高くてもお花はケチってはいけないと思いました。 最期のお別れの式ですし、もっと華やかに送り出してあげれば良かったと思います。
また、遺影だけは何かあった時のために用意しておこうと家族で話し合い、葬儀後に家族全員それぞれ用意しました。
葬儀は滅多にあることではないので、いざという時慌てないように最低限の知識は前もって勉強しておきたいと思いました。
感想・解説
人間嫌なことや考えたくないことは、後に回しがちです。
特に葬儀となれば「縁起が悪い」と、ついつい先延ばし。気がついたら本人が亡くなっててんやわんやなんて話はよく聞きます。
気持ちは分からなくもありませんが、先延ばしにしても逃れられるものではありません。生前に家族できちんと話し合っておくことが大切です。
事前に決めておくこと
終活などという言葉が流行っており、自分の後のことを予め決めておくのは一般的な流れになりつつあります。
とても良いことですね。
葬儀屋
病院紹介の葬儀屋に頼んで失敗した等ケースは多々あります。
生前からいろいろなところを見学し、信頼できる葬儀屋を探しておきましょう。
遺影
良い写真がないどころか、写真そのものが殆んどない!
などと嘆くご遺家も多くいらっしゃいます。
高齢化が進む現在、半世紀以上前に撮った写真を使わなくてはいけなくなるなどの羽目に陥らないために、今から準備しておきましょう。
遺影はその後も残るものです。とっておきの一枚を残しておきたいものですね。(洋服や背景は合成で変えられます)
個人の公的証明証や個人資産
免許証にパスポート、保険証・クレジットカード・銀行口座・・・
様々な書類の作成や、後の公的証明書変換手続き、遺産相続など、個人の公的証明証や個人資産はきちんと管理できるようにしておきましょう。
非常に苦労する羽目になります。
最後に
終活の話はここまでにしますが、印象に残ったのはもう「少し華やかに送り出してあげたかった 」という部分。
葬儀の規模も内容も小さく地味になる一方ですが、よっぽど著名な人間でもない限り、ひとりの人間の葬儀は人生で一度しかやってあげることが出来ません。
後悔のないようにしたいものですね。
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いやいや、読んでくださいm(_ _)m!