みんなの疑問・質問
有難うございます。全力で解説します。
解説
カミソリ
カミソリを入れるのは、頭を丸めて出家する(お釈迦様の弟子になる)為です。
お坊さんは生きているうちに出家しますが、一般の人は死後、出家して(形式上ですが・・・)、浄土を目指します。
導師によってはカミソリを持参し、葬儀の最中に頭を丸める真似事「剃髪の儀」を執り行ってくれる方もいらっしゃいますが、割愛する導師もいます。
その場合は代わりカミソリを棺に納めるわけです。
しかし現在は炉に金属を入れてはいけない火葬場が増えつつあります。
そうした地域では本物のカミソリの代わりに、燃える素材で出来たダミーのカミソリを入れる所もある様です。
ちなみに東京近郊では「剃髪の儀」はほとんど見られませんし、ダミーも含めてカミソリも入れません。
この辺りは地域によってやり方に差があるようですね。
一度葬儀屋や火葬場に相談してみてくただい。
六文銭
六文銭は三途の川の渡し賃です。
昔は一文銭を六枚入れていましたが、貨幣が変わってからは、10円や100円硬化で代用していました。
しかし、上記のとおり金属の炉入れが禁止されてからは、薄い木の板や紙などに一文銭が六枚印刷された物で代用しています。
葬儀屋ならどこでも持っていますので、相談してみてください。
ネットの画像検索でも簡単に見つかります。
こちら↓
地域によっては少量の金属なら炉入れが認められている場所もあります。
その場合は10円や100円硬貨を6-10枚程度納めるようにしてください。
ただし、5円硬化は「ご縁がある」ところから、厳禁です。
50円硬貨も形状が近いことから、避けたほうが良いでしょう。
ちなみに強者の御喪家で、 「金属がダメなら、燃えるお金を!」と、人の顔が印刷された方のお金を入れる方も稀にいらっしゃいますが。。。
だったら俺にくれ!!!(心の声ダダ漏れ)
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