- 2017年3月27日
死は時に残酷で、時に優しい。。。とある囚人の最期
その存在は時に骸骨の身にマントをまとい、大鎌を持った恐ろしい異型の怪物もって表され、時に手の中の命をいくつしむ、美しくもはかなげな天使として表される。 どちらも同じ「死」を人間が具現化したものだ。 実にこの世で死ほど残酷で、反面優しさに包まれ […]
その存在は時に骸骨の身にマントをまとい、大鎌を持った恐ろしい異型の怪物もって表され、時に手の中の命をいくつしむ、美しくもはかなげな天使として表される。 どちらも同じ「死」を人間が具現化したものだ。 実にこの世で死ほど残酷で、反面優しさに包まれ […]
エレベーターの無い巨大な団地の階段を、5階まで一気に登り切る。 葬儀も無事終わり、自宅に位牌・遺影・遺骨を安置する後段やら、弔電やら、供物やらをご喪家の自宅に届けるためだ。 玄関先で息を整え、ふとドアの右上にかかげられた表札に目をやる。
この投稿は最後までお読みいただいて損はありません!是非最後までお読みください! 葬儀屋にとって最も嬉しいことは、遺族が「良い葬儀だった」と心から思ってくれること以外にはありません。 「良い葬儀」とは、心からの送り出しができた、生きている人間の […]
先日、第47回の紅白歌合戦出場メンバーが発表になった。 和田アキ子などの大物演歌歌手が落選する一方、デビュー1年の欅坂46が初出場を獲得。凋落著しいAKBグループを尻目に、姉妹グループの乃木坂46と共に、改めて坂グループの勢いを示した。 とこ […]
『人の死で飯を食う商売』 良い・悪いは別として実に的を得た、ごもっともな表現だ。 しかし、つくづく葬儀屋というのは因果な商売だ。 必要とされるのは、決まってひとりの人間の人生が幕を閉じた時と相場が決まっている。 そこには遺された大勢の遺族、親族、知人 […]
ちょっとした縁で、同じ地域に勤める日本でも、有数の大手葬儀屋の社員と知り合いになった。 ちなみに私の勤める葬儀屋は古くから続く、地元ではちょっとは名の知れた老舗で、「政治家、財界人、地元の名士の葬儀はここ」と、言われる葬儀屋だ。 しかし、しょせんはロ […]
新年は神社にお参りし、ハロウィンやクリスマスを盛大に祝い、葬儀は仏式。 八百万の神を受け入れる柔軟性は、時に世界中の人々から批判と軽蔑を持って見つめられるものです。 他民族のみならず日本のテレビコメンテーターの中にも、ハロウィンで盛り上がる渋 […]
仏国と言ってもフランスじゃありません。 仏国土、つまり仏の国代表のベストイレブンを組んでみました。選考基準は人気・知名度・ご利益などを参考に、私の独断と偏見で選ばせていただきました。 少しでも仏教に興味を持ってくれればと思い、ちょっとした仏教 […]
今年も終わり。 アイキャッチ画像は年末、葬儀屋の風物詩。 「段ボールタワー」 うずたかく積まれた段ボールは、最近使った柩の梱包材。 柩の数は見送った人々の数。 振り返れば1月3日の通夜に始まり、12月31日の告別式を以って、仕事納めとなりました。 葬 […]