夏祭りの風物詩「金魚すくい」。
極意は様々あるようですが、とりあえず誰でも簡単に出来る金魚すくいのコツを紹介。
★ポイは表を使用する★
ポイには表裏があります。必ず表面(枠の上に紙が乗っている面)を使いましょう。
裏面は溝が深く、余計な水まですくってしまったり、糊と枠の接着面を水が攻撃してしまう為、紙が剥がれ易くなります。
なるべく余計な水をすくわないよう、または接着があまいものを選ばないよう、ポイはピンと張られたものを選ぶことも重要です。
★ポイは一気に水に浸ける★
取りあえず少しだけ水に浸けている人を見かけますが、濡れている場所とそうではない場所の強度が異なり、逆に破れの原因となります。
細心の注意を払いながらも、丸ごと大胆に水に浸しましょう。
★ポイは斜めに抜き差し★
ポイを水から揚げる時は、必ず斜めに引き抜きましょう。
真上に上げるとその瞬間にポイに水圧がかかり、更には水も一緒にすくってしまう為、破れの原因となります。
斜めに引き抜くことでポイにかかる水圧を減らすと共に、ポイが地上に出る瞬間に余計な水を切りながら揚げると、ポイへの負担を最小限に留めることが出来ます。
引き上げた金魚は素早くお椀へ。
尚、水面下でのポイの動きは、水圧を最大限減らす為、平行移動が基本。
★金魚は前から★
金魚は尾びれを左右に動かして、前に進みます。
金魚の正面から斜めにポイを差し入れることで、逃げ場を失った金魚を素早く捕まえることが出来ます。
むやみやたらにポイを動かし、水圧でポイがダメージを受けることを避けられます。
尚、金魚は群れで泳ぐ生き物です。群れで泳いでくる金魚の手前から斜めにポイを差し入れることで、複数匹のゲットが狙えます。
★しっぽ外し★
出目金などの大型の金魚を狙う場合は、金魚の体のみをポイに乗せ、尾びれ(しっぽ)はポイの外に出すようにしてすくいましょう。
ご存知の通り、魚は陸に揚げられると、尾びれを激しく地面に打ち付けて暴れます。
よって尾びれまでポイに乗せてしまうと、尾びれを激しくポイに叩きつけて、ポイを破壊してしまいます。
それを防ぐ為に、尾びれはなるべくポイの外に出すようにしてすくいましょう。
これであたなもお祭りのヒーロー間違いなし?
合わせて読みたい!いや、読んでいただきたい!
いやいや、読んでくださいm(__)m!