死人の詩 -シビトノウタ-

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【閲覧注意】一昔前の納棺師と言えば、グチャグチャの遺体修復が主な仕事でした

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最近では綺麗な姿で送り出してあげたいと、死化粧や旅支度を納棺師に依頼するご遺族も増えましたが、一昔前の納棺師といえば、圧倒的に交通事故の遺体復元が主な仕事だったと聞いたことがあります。

 

【閲覧注意】一昔前の納棺師と言えば、グチャグチャの遺体修復が主な仕事でした

 

80歳を超えた高齢のご婦人からの依頼でした。

 

子供はもちろんその他の身寄りもなく、夫婦寄り添って生きている、近所でも評判のおしどり夫婦だったらしいのですが、突然不幸に見舞われ旦那さんが亡くなってしまったのです。

 

週に数回、老人ホームでお年寄りが集まって囲碁などをして楽しんでいたのですが、その帰りに車が事故に巻き込まれてしまいました。

 

乗っていた車が対向車と正面衝突し、運転していた仲間は何とか一命を取り留めましたが、助手席に座っていた旦那さんは即死でした。

 

葬儀社から出来る限りの修復を頼まれ、遺体の安置所に向かったのですが、そこには想像以上にひどいご遺体が有りました。

 

というより・・・「無かった」というべきかも知れません。もちろんできる限りの処置は施したのですが・・・

 

訳あって通夜と告別式にも少しだけ立ち会ったのですが、家を訪れると残された奥様は憔悴を仕切っており、「朝元気に出かけた旦那さんがこんな事になろうとは」とすごい落ち込みようでした。

 

参列者の中には、顔を拝見したいと申し出る人もいらっしゃいましたが、葬儀社のスタッフが「棺の外から合唱をしてください」と、棺の小窓を開けないようにアナウンスしていました。

 

そう、開けちゃダメだよ。

 

告別式の日は、葬儀が終わりお通夜と同じ様に顔を見る事を拒まれた参列者でしたが、最後のお別れをしたいと猛反発され、結局お棺を開けることに。

 

棺を開けると・・・

 

顔は無く、カーゼで顔の形を象った物が顔の変わりに置かれていたのです。

 

いや、置いたのは私ですが・・・

 

事故の衝撃で顔が吹っ飛んでしまい顔が無くなってしまったのです。できる限りの肉片をかき集めてボール状にし、上から写真を貼るなど、イロイロ考えましたが、結局は上記の形となりました。

 

いずれにせよ「見てはいけない」ではなく、「見ることができない」が正解だったわけですが、いかに納棺師といえども無くなってしまったものを復活させることはできないのですよ・・・

 

 

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