知り合いの中学生に聞かれた質問。
これは問題ないですよね?
問題ある方は・・・
お手上げです笑
冗談はさておき、問題は次です。
何故「YES」なのに「いいえ」で、「NO」なのに「はい」なのか?
頭がこんがらがりそう!とのこと。
「規則ですから!!!」
と、社会の厳しさを教える為に、敢えて突き放してみるのは簡単が、この子の爺さん婆さんには少々世話になっているので、真実を教えてあげることにした。
①「YES」「NO」の正体
そもそもの間違いは誰もが習う、ヘンテコな訳。
教師の大ボラがつまずきの第一歩だったわけだが、結論から言ってしまえば、「YES」に「はい」、「NO」に「いいえ」などと言う意味は、ミジンコほども存在しない。
それでは「YES」とは何なのか?
「キリスト教の開祖!」O(≧▽≦)Oイエース♪
( ̄_ ̄|||)・・・・・・
気を取り直して、もう一度。
それでは「YES」とは何なのか?
それは後ろに「肯定文」が来ますよ!という「タダの印」だ。
インドの自動車メーカー(財閥)みたいになってしまったが、同じく「NO」とは、後ろに「否定文」が来ますよ!という、これまた「タダの印」だ。
重要なのでもう一度言うが、意味など無い。
女子会でありがちな、
「私最近太っちゃったの~」
「え~、そんなことないよ~」
っていう一連の会話と同じくらい、意味など無い。
あくまでも、タダの印だ。
つまり、まず始めに聞かれたことに対して、
「肯定しまっせ!」
「否定しまっせ!」という意思表示を、先にしてしまうだけだ。
②「Do」で始まる疑問文
では「Do」って何だろう?
「YES」「NO」で答えられる疑問文などと、もったいぶって教えられるが、要するに「どっち?」ってことだ。
この「どっち?」っていうのが最低限認識しなければならない情報だ。
友達同士の他愛のない日常会話程度ならば「Do」か「Don’t」かは、サイアクどうでも良い!
「味噌汁を4リットル飲むと死ぬ!」っていう豆知識くらいどうでも良い!
甘いものがぶりっ子と同じくらい大嫌いな女友達に、
「ケーキ好き?」
って普通に聞いたら、LINEのグループから削除されるかもしれないので、一応
「わかってますよ~」
っていう空気を醸し出すために、「Don’t you〜?」使って、
「好きじゃないよね?」
って分かってますアピールかましとくとか、そんな程度の補足にしか過ぎない。
ただし「Don’t you」は目上の人間相手などの場合、相手の表情や口調によっては、若干注意が必要だ。
寿司屋で最後にひとつだけ残った寿司マグロの握りを見て、無類のマグロ好きの上司が、
「Don’t you like tuna(マグロ好き)?」
と鬼の形相で聞いてきた場合などは、しっかり相手の相手の意図するところを汲み取らないと、血の雨が降る場合もある。
Yes,I like it.
などと答えてしまった場合は、潔く荷物をまとめて人事異動を待とう!
まぁ殆どの日常会話においては純粋に「どっち?」と聞きたいだけなので、最低でもそれが分かればOKだ。
「ダンプ松本」と「アジャコング」、「おすぎ」と「ピーコ」、ザ・タッチの「かずや」と「たつや」、「Do」と「Don’t」・・・
サイアクどれも違いが判別できなくても、命まで奪われることはない。
(たぶん・・・)
③まとめ
ここまでくれば、だいぶお分かりですね?
Do you like Sushi ? / Don’t you like Sushi ?(寿司が好きか嫌いかどっち?)
寿司
好き or 好きじゃない (「YES」 or 「NO」は、まだ考えなくて良い)
どっち?
好き ⇒ I like it(Sushi)⇒ 肯定文 ⇒ だから YES(I do)
好きじゃない ⇒ l don’t like it(Sushi) 否定文 ⇒だから NO(I don’t)
どうです?簡単でしょう?
ちなみに日本の教育現場では何が何でも最初に「YES」「NO」を付けさせたがりますが、なんなら「YES」や「NO」なんて付けなくても、全然OKです。
Don’t you like Sushi ?
l don’t like it.
日本語でも
「寿司好き?」
「好きじゃない!」
普通の会話ですよね。
これさわかれば、have, is, should, could ,wouldなどなど・・・
他の疑問文にも簡単に応用が出来ます。
念の為付け加えておくと、「Don’t」同様に「not」の付く疑問文は、相手の立場が上で、語気・表情・ジェスチャーが江頭2:50分みたいになっている時は、怒りや不満、答えを強要させようとする意図がある場合が多いので、若干注意が必要です。
いずれにしても、あまり細かいことにこだわっているようでは、外国語など上達しません。
間違った日本の英語教育の呪縛なんぞかなぐり捨てて、自由にしゃっべてみてください。
案外楽に話が通じるものですよ。
大切なのは細かいことは気にしない大らかさと、億さない「気持ち」。
留学中に会った観光客の大阪のおばちゃんなんて、
「わたしゃ大阪弁しかしゃべられへんけど、海外で困ったことなんか一度もあらへんで~!!!」って豪語してましたし!
合わせて読みたい!いや、読んでいただきたい!
いやいや、読んでくださいm(__)m!