【世界史上最悪の津波被害(地震・火山噴火に起因)】概要・死者・被害比較

【津波】世界の自然災害ランキング

【Tunami】が世界共通語になるほど、地震と津波の国、日本。
しかし世界には他にもとてつもない津波被害が存在する。
世界の津波による概要・死者・被害比較。

可能な限り津波のみの死者数がわかるようにしているが、他の死因と厳密に区別できないものも多い。

しかし、ここに列挙自然災害は、津波による死者が非常に多いものばかりであり、ここに挙げた事例だけで、津波による死者ランキングでトップ10が作成できる。

クレタ島地震、リスボン地震、メッシーナ地震、明治三陸地震、東日本大震災、インドネシアスマトラ島沖地震、クラカタウ島噴火、ミノア噴火など

地震による津波被害

地震から発生することの多い二次災害だが、時として地震以上の甚大な被害をもたらす津波。
東日本大震災でも死者の多くは津波によるものだったが、地震による津波の被害が甚大だった自然災害は数多く存在する。

日本

東日本大震災

発生日時2011年3月11日
発生場所宮城県
マグニチュード7.9
死者24,627人
死因の9割以上は津波によるもの。焼死・圧死は1割にも満たない。
免震・耐震には世界中のどこの国よりも厳しく、津波が世界共通語になる程の国家だが、それでも甚大な被害は免れなかった。
原発問題も含め、日本に突きつけられた課題は果てしなく深くて大きい。
東日本大震災
(Photo by jasonswearingen)

(Phote by kirainet)

明治三陸沖地震

発生日時1896年6月15日
発生場所岩手県上閉伊郡釜石町(現・釜石市)
マグニチュード8.2~8.5
死者21,959人
震度2~3程度の地震が5分間に渡って発生した。地震自体は取るに足らないもので、地震による被害は殆どなかったが、直後に大津波が発生。軒並み10m以上、最高で38.2mの津波が押し寄せ、2万人以上の犠牲者を出した。
揺れはゆっくりで震度は低いが、揺れの大きな地震よりも遥かに巨大な力を持っており、その力が海水を強力に動かした為だと考えられる。
水の入った水槽を短時間に激しく揺するより、長時間かけてゆっくり揺する方が、必要なエネルギー量が多く、作り出される波も大きくなるのと一緒の原理。
ちなみに昭和にも死者・行方不明者3,000人を出す地震による大津波が発生している。
明治三陸沖地震
明治三陸沖地震

明応地震

発生日時1498年9月11日
発生場所東海道沖
マグニチュード8.6
死者26,000 – 31,000人
南海トラフ地震のひとつ。
巨大な津波により高徳院の大仏殿が崩壊、鎌倉の大仏が露坐になったと言われる(諸説あり)。
(高徳院にある鎌倉の大仏)
(高徳院にある鎌倉の大仏)

宝永地震

発生日時1707年10月28日
発生場所南海トラフ全域
マグニチュード8.4~9.3
死者20,000人以上
南海トラフ全域で発生した日本史上記録に残る最大級の地震。土佐では最大26mの大津波が観測され、土佐湾周辺に甚大な被害をもたらした。
被害の全容については様々な見解がありはっきりしないが、公式文献の中には大阪で溺死者16,371人、圧死者5,351人、紀伊半島で溺死者1,000人などの記述があるものもあり、いずれにせよ大勢の人間が地震とその後の津波により命を落としたことは間違いない。

ギリシャ

宝永地震

発生日時AD365年7月21日
発生場所ギリシャ・クレタ島
マグニチュード8.0
死者300,000 – 500,000人
南海トラフ全域で発生した日本史上記録に残る最大級の地震。土佐では最大26mの大津波が観測され、土佐湾周辺に甚大な被害をもたらした。
被害の全容については様々な見解がありはっきりしないが、公式文献の中には大阪で溺死者16,371人、圧死者5,351人、紀伊半島で溺死者1,000人などの記述があるものもあり、いずれにせよ大勢の人間が地震とその後の津波により命を落としたことは間違いない。

ポルトガル

リスボン地震

発生日時1775年11月1日
発生場所ポルトガル・リスボン
マグニチュード8.5~9.0
死者55,000人~62,000人
西ヨーロッパ地方を襲った強い地震により、ポルトガルのリスボンを中心に甚大な被害を受けた。
リスボンの被害は著しく建物は85%が倒壊し、2万人が即死。更に2度に渡る津波により、1万人が溺死した。その後も大規模な火災が5日間に渡って街を焼き尽くし最大9万人の命が奪われたと言われいる。
何れにせよ当時のリスボンの人口が27万5,000人であったことからも、被害の大きさが伺える。
尚、津波はポルトガルの他の都市は勿論、北アフリカやイギリス、ブラジルにまで到達しており、非公式ながら最大20mの津波に襲われたモロッコでは1万人が死亡したとの情報もある。
ちなみに11月1日はカトリックにおける祝日(全ての聖人の日)

インドネシア

スマトラ島沖地震

発生日時2004年12月26日
発生場所インドネシア・スマトラ島沖
マグニチュード9.3
死者226,566人(津波)
巨大地震はインドネシアアチェ特別州などに建物倒壊などによる被害をもたらしたが、未曾有の災害は地震によって発生した津波によりもたらされた。
津波の被害に遭遇したことのないインドネシアはもちろん、インド洋周辺の国々は津波に遭遇した歴史に乏しく、殆ど対策を講じなかった。 この為、10mから30m以上の津波が押し寄せたインド洋沿岸の国々(インドネシア・インド・スリランカ・タイなど)は甚大な被害を出すことになった。
また、年末年始の旅行シーズンだった為、白人を中心とする観光客にも大きな被害が出た。日本人も40人以上が死亡した。
被害の殆どは津波によるものだが、津波による自然災害としてはクレタ島地震に次いで最悪の災害。
インドネシアスマトラ島沖地震
インドネシアスマトラ島沖地震

イタリア

メッシーナ地震

発生日時1908年12月28日
発生場所イタリア南部のシチリア島からカラブリア
マグニチュード7.1
死者82,000 – 200,000人
当時は脆弱な地盤の上に重い屋根を乗せて作る建築構造が主流だった為、大地震への耐性が極めて低く、建物に甚大な被害をもたらした。
さらに最大で12mの津波が沿岸部の街を襲い、地震と津波により沿岸部の大都市メッシーナとレッジョ・ディ・カラブリアの両都市は90%が破壊されたとされる。
尚死者については正確な数はわかっておらず、75,000人や、123,000人、最大に200,000人という研究者もいる。
メッシーナ地震
メッシーナ地震

チリ

アリカ地震

発生日時1868年8月13日
発生場所チリ北部・アリカ沖
マグニチュード8.5 – 9.0
死者25,000人(津波)
チリはもちろん、ペルーやボリビアに至るまで、広範囲にわたって被害をもたらした巨大地震。
特に津波による被害は著しく、最大16mの津波が沿岸部を襲っており、アリカ沿岸では25,000人の死者を出している。
この津波は日本にも到達している。

火山による津波被害

火山によって大量に排出される火砕流が海に流れ込み、巨大な津波を発生させることがある。火山自体の被害は少なくとも、決して安心はできない。

クラタカウ島噴火・ミノア噴火・雲仙普賢岳噴火

インドネシア

クラカタウ島噴火

発生日時1883年8月27日
発生場所インドネシア・クラカタウ島
死者36,417人
5月10日頃から揺れが始まり、8月27日に島内にあったラカタ山、ダナン山、ペルブワタン山が同時に大噴火を起こした。
火砕流は40km離れたスマトラ島にまで及び、死傷者を出した。噴煙の高さは40~50kmに達し、爆発音は5,000km先にまで轟いた。衝撃波は15日で地球を7周し、東京の気圧にまで影響を与えた。
しかし、死者の大半は、噴火で発生した津波によるものだった。最大46mの津波が周辺の島々を洗い流し、鹿児島市まで到達している。
スマトラ島沖地震が発生するまで、津波の被害としては過去最大規模の惨事。

 ギリシャ

ミノア噴火

発生日時紀元前11610年ごろ
発生場所ギリシャ・サントリーニ島
死者30,000 – 100,000人
記録がある火山の噴火としては最大級のもの。この噴火により生み出された津波は35m~150mの津波を生み出したという。
(世界的に有名なサントリーニ島の建物)
(世界的に有名なサントリーニ島の建物)

日本

雲仙普賢岳の島原大変肥後迷惑

代表的な噴火1792年5月21日
発生場所長崎県雲仙普賢岳眉山
死者・行方不明者15,000人
雲仙普賢岳が噴火したことにより、普賢岳に付属する眉山(まゆやま)が山体崩壊。大量の土砂が有明海に流れ込み、大津波を発生させた。
これにより熊本県を中心に甚大な被害を被った。(山体崩壊や津波により)島原一帯が大きく変化して、肥後(国)が迷惑を被った事件という訳だ。
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