葬儀川柳【其ノ参】(感動・哀惜・追悼)

哀しみや感動を詠んだ一句

在りし日の 父に叱られ 目が覚める

解説
中学生の頃に父を突然亡くしました。現実の出来事とは思えなくて通夜の晩にウトウトして父に叱られた夢を見て目が覚めました。一気に現実に引き戻された気持ちは今でも忘れません。

祭壇の 遺影に声が よみがえる

解説
祭壇に花とともに掲げられた遺影を見ていたら、生前に聞いた個人の声がふっと思いだされました。

亡くなりて 心は近し 距離遠し

解説
大切な人が亡くなったら、いつも近くで見守ってくれている気がするけれど、会えない距離にいってしまったということです。

肩までも 届く骸の 冷たさよ

解説
父の通夜で初めて遺体に触れた冷たさは、触れた手から肩までも伝わるような冷たさで、生涯忘れないと思います。

宝物 見守ってくれた 父の愛

解説
ずっと私の事を見守ってくれた父に感謝の気持ちを込めました。父との思い出は私の大事な宝物です。

永遠の 別れが見(魅)せた 伴侶の愛

解説
祖父に対していつも怒って邪魔者のように扱っていた祖母が、火葬場で祖父の棺桶を追いかけるように大泣きしているのを見て、一同が驚きに満ちていました。側から見ているだけではわからない、夫婦の愛というものを見た気がします。【見せた】は【見せる・魅せる】の掛詞。

綺麗だね 最期の顔に 笑みをみる

解説
最後にみる顔はとても穏やかで笑っているように見えた祖母。

微笑んだ 最期の顔に ホッとする

解説
最後にみる顔はとても穏やかで笑っているように見えた祖母。

仏壇に 供えたご飯 艶光る

解説
仏壇ににお供えするために丁寧に盛った白米は、輝いて見えました。

悲しくて ただ哀しくて 愛(かな)しくて

解説
それ以上でもそれ以下でもありませ。

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