葬儀川柳【其ノ弐】(感動・哀惜・追悼)

哀しみや感動を詠んだ一句

数刻で 灰になりにし 君いづこ

解説
自分にとって大切な人が、たった数時間で誰かもわからない灰になって、対面する悲しい情景を詠みました。

大往生 曾孫玄孫 揃い踏み

解説
ここまで命のバトンが繋がれば、本人も思い残すことはないでしょう。

久しぶり「小さくなったね」ありがとう

解説
今年、祖母(母方)が亡くなりました。棺桶を開け数年ぶりに対面しましたが、とても小さく感じました。色々ありましたが、(ありがとう)という気持ちがこみ上げてきました。

目一杯 小(子)さき棺に 愛詰めて

解説
病を患っていたお子さんのご葬儀で、皆さんがぬいぐるみや折り紙、花を入れていく様子が、さみしくないよと【愛】と、残された側の【哀】を詰め込むように見えたので。小さき(こさき)は子先き(子供が先に逝ってしまった)の掛詞です。

悲しみは 片付いてから やって来る

解説
母を見送った経験がありますが、当事者にはこなさねばならないことが多過ぎて、悲しんでいる余裕はありません。

形見分け 孫に残った 紅サンゴ

解説
いつの間に形見分けしたのか、祖母の高価な宝飾品は親族どもが持って行ったと聞きました。孫の私に残ったのは、紅色のサンゴのブローチ。大切にします。

燃えるよに 恋した夫 燃えて消ゆ

解説
燃えるような恋をした夫は亡くなり、火葬されて骨になりました。

亡き人を 悼む胸知り 聞けぬまま

解説
亡くなった人について、あれこれ聞いたけれど、故人を悼む悲しい表情を見て何も聞けずにいました。

久方の 帰郷は父の 火葬の日

解説
親の死に目に会えませんでした。

さようなら 皆で見送る 次の世へ

解説
人の死やお葬式は悲しいものだが、ある人の人生が終わり、幸せな思い出を胸に旅立つ日でもあると思っている。生まれ変わりがあるならば、次の世(人生)に向けたスタート地点でもある。これを門出と捉え、見送る式があっても良いんじゃないかと思う。

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