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震災の記憶

【東日本大震災】被災から6年 月命日、母の墓参続け 南相馬・渡辺さん「みんな幸せだよ」

東日本大震災の津波から孫2人を守りながらも、母を失った南相馬市小高区の渡辺のり子さん(66)は「あの日」から6年が過ぎた今も、月命日前後の墓参は欠かさない。母を津波から救えなかった無念さで、自分を責める日もある。今月も母が眠る自宅近くの墓を訪ねて、「いつも見守ってくれてありがとう」と手を合わせた。 穏やかにほほ笑む母の遺影が置かれた仏壇に線香を上げ、大好物だった干し柿を供えた。孫の成長や家族の近況 […]

【東日本大震災】1本の遺骨、弔う兄 「疎遠だった」最期知らず

右の上腕骨、長さはおよそ20センチ。東日本大震災から6年を前に、1本の遺骨が家族の元に帰った。 ずっと行方不明だった東松島市の亀井忠司さん(当時58歳)。親兄弟と疎遠で、その最期を知る人は誰もいない。兄忠雄さん(66)は2日、遺骨を荼毘(だび)に付した。午前8時半、登米市の斎場で、忠雄さんは1人ソファに腰掛けた。 両親は既に他界。福島県に末の弟がいるが「仕事があっから」と呼ばなかった。喪服の人が行 […]

【東日本大震災】「心配しなくていいよ」 弟と妹、閖上の海に眠る兄へ 元名取市議・沼田喜一郎さん

東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた名取市閖上地区。元市議の沼田喜一郎さん(当時62歳)は近くの住民に避難を呼びかけた後、自宅に戻る途中で津波にのまれた。あれから6年がたつが、今も見つかっていない。弟の次夫さん(65)と妹の加茂富枝さん(61)は「責任感の強かった兄を誇りに思う。閖上の海が好きだったから、海で眠っているのかな」と思う。 2011年3月11日、加茂さんは地震発生の10分前に名取市 […]

【東日本大震災】震災で亡くなった娘の夢 67歳の母かなえる

仙台市青葉区の清水和子さん(67)が27日、看護師の国家試験に3度目の挑戦で合格した。東日本大震災で亡くなった次女山口美香さん=当時(28)=が果たせなかった夢。准看護師だった清水さんは、最後に聞いた家族の応援の言葉を支えに猛勉強を重ねた。4月から通所介護施設で働く。 美香さんは石巻市内で、同年代の夫と6歳になる長男楓太(ふうた)君とで暮らしていた。3人とも2011年3月、震災の津波にのまれて帰ら […]

【東日本大震災】震災で逝った“お姉ちゃん”との世界旅行

肩までの髪に、おそろいのワンピースを着た仲よしの姉妹。グアムでは夕陽が沈む海で、イタリアではピサの斜塔の前で――実際の姉妹に似せて作られた30cmほどのぬいぐるみ“姉妹人形”が訪問した国は20か国にもおよび、たくさんの写真が撮影された。 世界各国を回った姉妹人形。右上から、イタリア、イギリス、アラブ首長国連邦、オーストリア、グアム。 「東日本大震災から6年。6才だった長女の愛梨(あいり)は、生きて […]

【東日本大震災】贈る言葉 東日本大震災6年 娘の晃子へ 一年でも長く生きる

岩手県陸前高田市 金沢善郎さん(86) 晃子(当時53歳)、私が仏間にめったに入らないから怒っているかい。遺影と目を合わせられないんだ。安置所を捜し回って見つけたのは津波から9日後。通夜では家族皆で布団を並べて眠ったね。それでもまだ、逝ったとは思えなかった。とうとう顔をのぞき込んだのは、葬儀で「最後のお別れです」と言われた時。あの時のつらさがよみがえるのが怖いんだ。 仙台市の大学に進んで、向こうで […]

【東日本大震災】大震災6年 命救った消防団員の息子を「褒めてあげたい」

◇近所の人から感謝の言葉 福島・浪江の渡辺昭子さん 海がよく見える福島県浪江町の高台で、渡辺昭子さん(67)は真新しい御影(みかげ)石に刻まれた碑文を見つめた。東日本大震災の発生から6年を迎えた11日午前、津波の犠牲者182人の名前をとどめる町による初の慰霊碑が除幕された。一人息子の潤也さん(当時36歳)は消防団員として活動中に命を落とした。県内の行方不明者196人の一人。県警による捜索はこの日も […]

【東日本大震災】大震災6年 新たな我が子2人に

宮城・石巻の小高正美さん、親子4人で歩み始める新しい命に、失った我が子らの思い出や成長を託せるようになりました--。 宮城県石巻市の家業手伝い、小高(おだか)正美さん(38)は、東日本大震災の津波で両親と子供3人の家族5人を失った。家にこもりがちな時期もあったが、葛藤の末に新たに授かった2人の子は、一緒に供養してくれるようになった。今は「天国の5人と一緒」と確信している。親子4人は歩み始めた。 1 […]

【東日本大震災】お婿さんの近況、聞いてみようか

「僕は成田家の人間ですから」 彼は即答した。 東日本大震災で亡くなった宮城県石巻市の成田絵美さん=当時(26)=にはお婿さんがいた。4つ上。運送業を営む。震災4カ月前に結婚し、成田家の籍に入った。 「実家に戻る?」 絵美さんの母で看護職の博美さん(56)は同居を一時解消する考えがあるかどうかを聞いた。震災1カ月後だったと思う。娘の遺体は見つかっていない。 「いえ、残ります」 答えにためらいはなかっ […]

【東日本大震災】人々のつながる場所作り テイラー基金手伝い、生きる励みに

「恨んでいる相手と一緒にいるのはつらいだろうから、離婚して東京の実家に帰るか?」 夫のその言葉を聞いた後、遠藤綾子(りょうこ)さん(48)は気付いた。 「子煩悩な父親」 「つらいのは夫も同じ」 夫の伸一さん(48)は「『子はかすがい』。たとえ命が亡くなっても夫婦をつないでくれたのは子供たちだ」と話す。 「花、侃太(かんた)、奏(かな)にとって父と母は俺と綾子に変わりない」 「外人って見たことある? […]

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