遺体(死人)の顔が眠った様に穏やかな理由とそこに込められた深イイ話

  • 2016年1月27日
  • 2019年9月11日
  • 仏教

死者の顔は往々にして穏やかだ。

「穏やかな顔をしているわね」

「まるで眠っているみたい」

「今にも起き上がりそうだ」

「苦しまずに逝ったのかな」

寝息が聞こえてくるような穏やかな死に顔を前に、残された者たちが口々につぶやく。

葬儀式場では、大抵この手の会話が繰り広げられる。残された者にとって、故人が苦しまずに逝ってくれることは、せめてもの救いだ。

最近では目覚しい医療の発達により、死にゆく人間の痛みを緩和させてあげることが可能となった。

この為、多くの患者は穏やかな最期を迎えることが出来るのも事実だろうが、科学的に言ってしまえば、穏やかな顔に戻る原理はこうだ。

そう言ってしまえば、いささか味気ない気もするから、

【大切な人を奪ってしまったことへの神仏からのせめてもの慈悲の力により、死者を穏やかにさせ、我々残された人間の心に一筋の希望の光をもたらす】

としておこう。

ちなみにとある高名な僧侶によると、

「仏様が迎えに来てくれたことへの安心感と、この世での一生に対する満足感、自分を支えてくれた周りへの感謝の念が、このようなお顔の表情となって表れるのだ」

とのこと。

何れにせよあの世へ向かった故人様のお顔が曇らないよう、残された皆様は一日も早く、前を向いて元気に生きていかねばなるまい。

アイキャッチ画像【死の床つくデル・カスティリョ夫人】

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