【東日本大震災】第2の人生満喫

■相馬市原釜 菊地完さん(78)

5年ほど前まで地元の漁師として働いた。底引き船で出港し、60年近く主に近海魚を捕っていた。

漁を長男に託した後は友人と一緒に旅行に出掛けたり、花札で遊んだりして、のんびりと第2の人生を満喫していた。愛犬「ごんた」の散歩が毎朝の日課だった。

震災時、妻マスさん(76)と自宅にいた。「津波が来る。逃げよう」と叫ぶマスさんに、完さんは「すぐに追い掛ける」と言い、散乱した部屋の片付けを始めた。マスさんが高台に着いた直後、黒い津波が自宅を襲った。

昨年3月28日に自宅近くで、ごんたと一緒に発見された。ごんたと散歩する際に愛用する水色のジャンパーを羽織っていた。

福島日報

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