【東日本大震災】女手一つで育児 友多い優しい子

■南相馬市原町区萱浜 高橋美代子さん =当時49= 麻実さん =当時18=

生命保険会社に約20年間勤めていた美代子さんは家族の大黒柱。10年ほど前に離婚後、一男一女を女手一つで育て上げた。

三姉妹の次女で、負けず嫌いで男勝りな性格。多忙な毎日でも家事や育児を怠らなかった。長男の大典さん(23)夫婦がもうけた初孫の結愛(ゆな)ちゃん(2つ)をかわいがっていた。

震災当日は勤務日だった。津波が到達する前、海岸から徒歩15分の自宅に一度は戻った。結愛ちゃんと留守番をしていた母宮子さん(76)に「気を付けてね」と言い残し、仕事に戻った。翌朝、乗っていた車の中から発見された。

宮子さんの暮らす市内の仮設住宅には、今でも月命日に勤務先の上司が焼香に訪れる。

長女の麻実さんは優しい性格で友人も多く、小さいころから子どもが好きだった。「保母さんになりたい」と夢見ていた。

震災前に運転免許を取得。3月11日はアルバイトを普段より早めに切り上げ、美代子さんにお金を借りて買った車で帰宅した直後、津波に巻き込まれた。17日に地元の消防団に発見された。

福島日報

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