死人の詩 -シビトノウタ-

葬儀屋バカ一代の葬式ブログ。誰もが気になる葬儀の話。実際にあったおかしな葬式や失敗談、仏事で役立つ葬儀豆知識など。

ふとした瞬間に亡くなった父を思い出す・・・悲しみを抱えて我々は生きている-愛別離苦

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大切な人を亡くしたあなたに・・・

 

人は自らの意思とはかけ離れた力によってこの世に生み出され、そしてまた去っていかねばならない。

 

本来きた場所に帰るのだから、何も心配はいらないのだが、そうは言っても八十年。逝く者と残される者・・・様々な縁やしがらみが両者を縛る。

 

ふとした瞬間に亡くなった父を思い出す・・・悲しみを抱えて我々は生きている-愛別離苦

 

十二の人間の代表的な苦しみを表す四苦八苦。その中のひとつ愛別離苦(愛する者と離れる苦しみ)。

 

先に逝く者は、残された者の身を案じ、残されたものは先に逝く者の行く末を案じ、深い悲しみを背負って、それでもなお生きていかねばならない。

 

理不尽・・・そう言ってしまえばそれまでだが、しかしそれこそが我々の住む、この【三界穢土(この世)の掟】なのである。

 

昨年の7月に父が他界したときの話です。

 

末期がんで病院に入院している父が危ないと母から連絡があり、病院に駆けつけた時には、すでに息を引き取った後でした。

 

一目父をみた瞬間に、涙が止まらなかったのを覚えています。

 

葬儀は参列者が家族と親族のこじんまりとした中で行われました。一度は落ち着きましたが、これで最期の別れと思うと、どうしても涙が止まりませんでした。

 

また必ず死別しなければならないという世の理が、とても理不尽にも思えてなりませんでした。

 

葬儀の中でもとめどなく湧き上がってくる悲しい気持ちに対して、どうしたらよいか本当に分かりませんでした。

 

今だから分かることなのですが、こういう時は、時間が解決してくれるのを待つしかないですね。

 

父の葬儀から一年以上経ち、ふと父のことを思い出すことがあります。

 

父の背中 愛別離苦

 

寂しくなるときもありますが、悲しい気持ちについては少しずつではありますが、癒えてきたと思います。

 

今でもたまに家族で父の話題になったりします。

 

天国で何してるのかなとか、温泉好きだったねとか他愛もない 会話です。

 

ただそういう話をしていると、まだ父が近くにいるように感じます。

 

感想・解説

とても良いお話ですね。

 

そんな方に、是非読んで欲しい過去の記事を、下記にいくつかご紹介させていただきます。

 

お時間のあるときにでも目を通していただけたら、幸いです。

 

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