死人の詩 -シビトノウタ-

葬儀屋バカ一代の葬式ブログ。誰もが気になる葬儀の話。実際にあったおかしな葬式や失敗談、仏事で役立つ葬儀豆知識など。

お問い合わせフォーム-死/葬儀/法事/自死の質問・疑問・体験談・悩み募集

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お問い合わせフォームを設置しまいた。

 

メインブログの【サハラの風】では書けないような、葬儀屋の実態だの愚痴やらを書きたくて始めたこのブログ。

 

気が付けば毎日2千人近い人が訪れてくださるようになり、たびたび体験談や質問をいただくようになりました。

 

お問い合わせフォーム-葬儀の体験談・質問・疑問募集中

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夫とは同じ墓に入りたくない女性急増!10万円の女性専用墓

 

お墓の問題は、「どこに入るか」ともう1つ、「誰と入るか」ということも根深い悩みだ。 

 

なかには、夫や、夫の両親とは、死んだ後まで一緒は嫌という人もいるだろう。あるいは一緒に入る伴侶がいないケースもある。

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散骨が熱い!ロマンチックな演出で抵抗感が無くなり認知度がUP

高倉健さんの最後の主演作となった映画「あなたへ」、それぞれ原作がベストセラーになり、映画にもなった「マディソン郡の橋」と「世界の中心で、愛をさけぶ」。

 

この3作品の共通点をご存じだろうか? 

 

答は「散骨」。

 

遺骨や遺灰をまく儀式がキーポイントになっている。

 

散骨したとされる著名人を調べてみると、海外ではアインシュタインジャック・マイヨールジョージ・ハリスンの各氏ら、国内では石原裕次郎さんや立川談志さんなどの名前が挙げられる。

 

認知度は高まってきたが、弔いの手法として定着するのだろうか。

 

 

■海上散骨は30万円弱で可能  

 

東京・晴海から船に乗って約50分。羽田沖のポイントに到着した。船はエンジンを止め、やがて海洋散骨式が始まった。

 

参加者は順番に船尾から袋に入った粉末状の遺骨や花びらを海面にまく。その後、屋上デッキに出て黙祷。船は散骨ポイントを3周して帰路についた――。  

 

ブルーオーシャンセレモニー(東京都江東区)が実施した海洋散骨体験クルーズのひとこまだ。

 

20人以上集まり、満席の盛況ぶり。船内では喪主役の人のあいさつや献花など「お別れ会」も実施、デザートバイキングもあり、湿っぽさを感じさせない旅だった。

 

都内に住む40代の女性は「海が好きだった父が亡くなったときは散骨のことを知らなかった。母が亡くなったときは父の遺骨も併せて、こんな旅立ちをさせてあげるのもいいかな」と話してくれた。  

 

以前は死んだら墓に入るのが当たり前だったが、昨今目立つのが「お墓はいらない」と考える人たちだ。そんな人たちの選択肢のひとつとして注目されているのが散骨だ。

 

2007年から海洋散骨を手掛けるブルーオーシャンセレモニーの村田ますみ社長は、「16年は年間250件ほどだったが、17年は300件を超えそう。毎週末に船を出している状態です」と話す。  

 

希望するのは、海が好きだった人や海外で長く生活していた人、そして墓を継承する子どもがいない人や、いても引き継いでくれるか分からない人たちだ。

 

料金は、船を家族などで貸し切るプランで25万円、他の家族との乗り合いの合同乗船なら12万円、同社に委託すると5万円だ。それぞれ遺骨を粉末にする費用の3万円がプラスでかかる。

 

16年は月2回だった合同乗船プランを、17年から月3回に増やした。

 

■9割近くが「散骨知っている」  

 

国内で散骨が知られるようになったのは1990年代に入ってから。91年にNPO法人の「葬送の自由をすすめる会」が海洋散骨を実施したのを機に広がっていった。  

 

「墓地埋葬等に関する住民の意識調査」(厚生労働科学特別研究事業)によれば、散骨の認知度について「名前も方法も、両方知っている」は47.4%、「名前のみ知っている」が41%となり、度合いはさておき、全体の9割近くが知っているという結果になった。

 

また、楽天リサーチが20~60代の男女1000人に、自身の埋葬方法の希望を聞いたところ、散骨は16.6%と、「先祖代々のお墓」(29.5%)に次いで多く、「自分や家族らが新しく用意するお墓」や「永代供養墓」を上回った。

 

女性の回答率が22%と高く(男性は11.2%)、先祖代々のお墓の22.4%とほぼ一緒。先祖や墓といったものに縛られたくないという女性の姿が垣間見える。  

 

散骨は海だけではない。

 

島根県隠岐諸島にある無人島のカズラ島(海士町)では、土の上に粉末状にした遺骨をまく。料金は26.5万円(委託の場合は22.5万円)。生前予約なら20万円を下回る(いずれも消費税別)。こちらは粉骨料を含む料金だ。

 

カズラ島の場合、好きな日時に島に行って散骨や慰霊はできない。上陸できるのは年2回(5、9月)に限られる。それ以外は対岸の慰霊所から遥拝する。

 

運営するのは戸田葬祭サービス(東京都板橋区)。2008年の開始後、9年でまいた遺骨が120体を超えた。

 

15年10月には初めての合同慰霊祭を開き、7家族を含む約20人が参加した。「参加者には海士町の食のイベントに出てもらい、町の人との接点をつくれた。地元の人も喜んでいた」と村川英信専務は振り返る。

 

 ■刑法とのからみ、問われる節度  

 

気になるのが、法的な問題だ。刑法の「遺骨遺棄」の法律などがそれに当たる。

 

葬送の自由をすすめる会が1991年に散骨を実施した際も話題になったが、当時の法務省が「葬送のための祭祀(さいし)として節度をもって行うものについては遺棄罪にあたらない」という非公式見解を出しており、これが散骨業者のよりどころとなっている。

 

一方で地元住民とのトラブルも珍しくなく、北海道長沼町のように散骨を条例で禁止したり、静岡県熱海市や埼玉県秩父市のように規制したりする自治体もある。  

 

問われるのは「節度」だ。「遺骨を粉末にする」「水溶性の紙に遺灰を包む」「セロハンで巻いた花束を禁じ、花びらだけにする」など、同会が定めたルールはある。

 

海洋散骨業者26社でつくる「日本海洋散骨協会」では、「喪服の着用は避ける」「自然にかえらない副葬品はまかない」「線香や焼香の禁止」といったマナーを乗船する人にお願いしている。  

 

散骨には「自然にかえる」「環境にやさしい」といったイメージがある。

 

加えて、墓を建てるのに比べて費用が安く済む、継承問題を考えなくてよいといったメリットもある。以前はあった抵抗感や忌避感も薄れているようだ。

 

一方で、全国で年間どのぐらいの散骨が実施されているか正確なデータはなく、業者数も不明だ。

 

希望するなら、過去の実績などを踏まえて、信頼できる業者に託す必要があるだろう。そして節度やマナーなどの点から、何ができて何ができないのかをしっかり確認したい。

 

■全てをまいてしまうと…  

 

散骨は亡くなる人の遺志に基づく場合が大半だが、希望する際は後に残る家族や親族の気持ちを考えたい。

 

よく聞く話が、遺骨を全部まいてしまった結果、「どこに手を合わせたらよいか分からない」と悩むケースだ。  

 

やや古いデータだが、第一生命経済研究所が2009年に実施した調査では、「自分は遺骨を全部まいてもらいたい」が17%と、「自分は遺骨を一部だけまいてもらいたい」の11.8%を上回った。

 

前述の「墓地埋葬等に関する意識調査」でも、すべてを散骨するという回答が、一部を散骨するより多かった。

 

「一度まいた遺骨は拾いに行くことはできない。まくのは一部にとどめて、残りを墓に入れたり、手元に置いたりすることを考えたい」と、死生学を専門にする同研究所の小谷みどり主席研究員は話す。  

 

最近では「墓じまい」の一環で、取り出した遺骨を散骨にする事例があり、今後増えていきそうだ。

 

子どもがいない人や、いても「墓参りで迷惑をかけたくない」と考える人が散骨を望むのはよくあるが、「遺骨をまく人の気持ち次第で、単なる骨の捨て場になってしまう可能性がある。

 

散骨を業者に委託して、それっきり供養もしないというケースは典型例だろう」と小谷さん。

 

ロマンチックなムードが先行している感はあるが、望む際は後を託す人が敬愛の情や弔いの気持ちを持ち続けてくれるかどうかも、しっかり見極めたい。

 

ワンポイント:遺骨の一部で手元供養も  

 

散骨の際に遺骨の一部を残して「手元供養」にする選択肢もある。遺骨や遺灰を自宅や身近な場所に置いて供養するという考え方で、ペンダントにして身に付けたり、置物にして部屋に飾ったりするケースが多い。

 

遺骨を全部まいてしまうと心のよりどころを失ってしまう人もいるので、手を合わせる対象として、こうした供養品を併せて考える人も増えている。  

 

国内で手元供養品が生まれたのは、1990年代の終わりごろとされ、その後、徐々に広がっていった。「この10年間で認知・浸透し、今では年間に7万個程度販売されているのではないか」と、「手元供養」の名付け親とされる、NPO手元供養協会(京都市)の山崎譲二会長は話す。

 

商品はたくさんの種類があるが、大きく「納骨型」と「加工型」に分類できる。

 

納骨型は、遺骨や遺灰を小さな容器に入れて保管するもので、ペンダントとして身に付けたり、オブジェやミニ骨壷などにして部屋に置いたりする。価格は数千円から2万~3万円程度と比較的安価だ。

 

一方の加工型は、遺骨に特殊な加工を施すため、値段が高くなる。プレートやペンダント、指輪などが主流だが、ダイヤモンドに加工するものなどでは200万円以上かかるものもある。  

 

もともとは墓や仏壇の代わりだった手元供養だが、今では墓や仏壇はあっても、故人を身近に感じたいと注文する人が増えている。

 

残された家族が購入する場合が多いが、「近くに置いて、いつまでもしのんでもらいたい」「家族を見守っていたい」と、自分の遺骨を使った品物を生前予約する人も出てきているという。

 

供養の仕方は人それぞれ。ライフスタイルに応じて多様化しているのが現状だ。

 

 日経スタイル

【徹底解説】友引人形って何!?-友引人形の風習・種類・納め方まで

日本人は古来から、死者を畏れ、その存在を忌み嫌うものとして捉えてきました。

 

死者の禍が生者に降りかからぬよう、今でも葬儀や埋葬の随所に、その涙ぐましい努力の跡を見ることができます。

 

居住区の近くにあった墓地は、いつの間にか離れた場所に墓所として集められ、悪霊から都を守る陰陽師が、国の重職として器重(重く用いる)されました。

 

また、葬儀や法要の後は塩で身を清め、死者が妖怪にならないようにと遺体の上に刀を置き、あるいは死者が戻ってこないようにと、故人が使っていた茶碗を割ったり、出棺時に棺をぐるぐる回して方向感覚を狂わせたり。。。

 

この様にあの手この手で死者が生者に対して悪さをしないようにと、知恵を絞ってきました。

 

その自己防衛対策のひとつが友引人形です。

 

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あなたの墓地の塔婆は大丈夫?-施餓鬼は【鬼】の季節!?

とんでもない坊さんの話

 

ある一定の年齢以上の方には知らない人はいないでしょうが、お寺の重用な法会(仏事行事)のひとつに施餓鬼(せがき)というのがあります。

 

施餓鬼会(せがきえ)の略称ですが、年に一度、お寺をあげて大々的に行う檀家全体の先祖供養といったところでしょうか。

 

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息子がトルコキキョウに込めた母への想い-花言葉は。。。

「お世辞にも孝行息子とは呼べない人間でした。」

 

息子(喪主様)はそう切り出した。

 

とある70代女性の葬儀でのことだ。

 

若い頃から親に心配ばかりかけ、ろくに親と向き合うことすらしなかった息子。

 

そんな親不孝者の息子が親の病気をきっかけに母親と向き合う決心をした。

 

しかしその決断は、あまりにも遅すぎた。

 

 

救急搬送された病院で下された非常な宣告は、持って余命1ヶ月というものだった。

 

本人に伝えるにはあまりにも酷すぎる。

 

こんな自分にできることはないものか。。。

 

思い悩んだ息子が選んだ方法は、毎日母親の病室に花を届けるというものだった。

 

来る日も来る日も病室を訪れては、本人に病状の深刻さを告げるようなもの。

 

花の水を替える、枯れた花を新しいものに取り替える、そんな口実でなら毎日病室を訪れても、不自然ではないだろう。

 

そう考えたのだ。

 

息子が入院初日選んだ花は「トルコキキョウ」

 

西洋での花言葉は、「感謝」と「親愛」

 

口に出すことの出来ない自らの思いを、せめて花に託そうとしたのだ。

 

 

しかし、時に運命とは残酷なものだ。

 

母親と向き合うわずかな時間すら、神様は与えては下さらなかった。

 

一度も水を替えることなく、母親は入院翌日に帰らぬ人となった。

 

そんな話を聞いていたので、お別れの花は、トルコキキョウとピンクのカーネーションをたくさん用意した。

 

息子の手向ける色とりどりのトルコキキョウやカーネーションに囲まれる母親の亡骸は、心なしかどこか微笑んでいるように見えた。

 

残念ながら生きているうちに自らの口で伝えることは出来なかったかも知れない。

 

だがしかし、想いは確かに母親には伝わったに違いない。

 

「産んでくれて有難う!」

 

涙でぐちゃぐちゃになった息子の言葉を背に、母親は火葬炉の奥へと消えていった。。。

 

人の死は何を大切なものを我々に気付かせくれる。

 

今からでもけっして遅くはない。

 

人は大きな悲しみを背負うことで、他人の痛みを知ることが出来る。故に人に優しく出来るのだ。

 

命の大切さとともに、母親がその身をもって教えてくれたこの最後にして最大の教えを胸に、これからの1日1日を大切に生きていってもらいたい。

 

そう願わずにはいられない。

 

人は2度死ぬ。

 

1度目は肉体の死。

 

2度目は人々の記憶から消え去った時だ。

 

お母さんだったら、こんな時どうするんだろうなぁ?どう思うんだろうなぁ?こんなことしたいって言ってたなぁ。

 

残された人間がそう思うこと、感じること、行動すること、それが故人が第2の人生を生きていくということだ。

 

まだ、間に合う。故人の第2の人生を豊かなものにしてあげてほしい。

 

そんな私の言葉を息子さんは静かに聞いていた。

 

故人様に心よりの哀悼の意を捧げてm(_ _)m

 

 

合わせて読みたい!いや、読んでいただきたい!

いやいや、読んでくださいm(_ _)m!

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遺影の写真が元で殺人事件勃発!?

とんでもない遺族の話。

 

葬儀で使う大切な遺影の写真。終活ブームで本人が事前に用意しているケースもあるけど、まだまだ大抵の場合、事前に生前の写真から遺族に写真を選んでもらい、それを引き延ばして使用する。

 

 

とある70代後半の女性の葬儀。

 

喪主はご主人。

 

遺影の写真は喪主様が決めた。

 

こいつが後に大事件を引き起こすとは、その時の私は知る由もない。。。

 

遺影の写真は10年ほど前の、お遍路さんの時のもの。

 

若干不鮮明なのが気になったが、目ぼしいものはそれしかないとのことでは仕方がない。

 

写真屋さんに出来るだけクリアにしてもらうように依頼して出来上がった写真を、祭壇中央にお飾りする。

 

う〜ん。やはりちょっと不鮮明だ。喪主様は仕方ないとおっしゃってくれたが、会葬者に何か言われなければ良いが。。。

 

果たしてその予感は的中した。

 

先に来た喪主様方の親族の何人かは「それでも良い写真だ」と概ね褒めてくれたので、すっかり油断していた。

 

最要注意人物が斎場に現れるまでは。。。

 

 

はるばる東北から出てきたという故人のお姉さんが斎場入り。

 

斎場入りするなり、

 

「ちょっとあなた葬儀屋さん?あの写真だけど。。。」

 

付き添ってきたお姉さんの娘さんと思われる人が、私を呼び止める。

 

「あの写真、ちょっと不鮮明だけど。。。」

 

「そうなんですよね。でも、良い写真ですよね。」

 

故人のお姉さん

「ありゃ、ワシじゃ!」

 

「はっ?」

 

故人のお姉さん

「いや、だから、あの写真は妹じゃなくてワシじゃ!」

 

あ〜、なるほど、どおりでそっくりわけだ!血は争えませんね〜♪

 

ガッデーム!!!

 

喪主!出て来いやー!

 

もちろん間違えたのは喪主様。

 

近しい親戚で行ったお遍路さんの時に撮られた集合写真には、故人様の隣にお姉さん一家も写っていた。

 

確かに似てはいる。間違えたのだ。

 

「昔から似てるってよく言われるけど、自分の嫁と姉を間違えるとは、どう言うことじゃ!」

 

ブチ切れるお姉様。

 

まぁ、葬儀に来て、自分の写真が祭壇に飾られてたら、そうなるわな。

 

ははっ。。。(乾いた笑い)

 

おいら、もう帰って良いかな。。。?

 

ラン、ランララランランラン、ラン、ランララランランラン、ララララララララ♪

 

ナウシカと共に金色の海原をしばし駆け巡る。

 

しかしあっという間に、現実世界に引き戻される。

 

持っていた杖でボコボコにされる喪主様には悪いが、救済している余裕はない!ソッコーで写真屋さんに電話をかける。

 

「すいません!〇〇さん(写真屋さん)!遺影の写真が違うんです!取り込んだデータまだ残ってると思うんで、すぐに作り直して持ってきてもらいたいんです!」

 

写真屋さん

「いや、急にそんなことを言われても、もう閉店時間も過ぎてるし。第一そんなすぐには。。。」

 

開式1時間を切っている。当然の答えだ。

 

しかし、ここで引き下がるわけには行かない。なんせ斎場内は文字通り修羅場だ。

 

故人のお姉さん

「あんた!そんなに私を殺したいんか!?」

 

喪主様

「ひー!」

 

お姉さんの怒号と喪主様の断末魔の叫びが飛び交う!

 

「〇〇さん(写真屋さん)の返答次第では、今日のご喪家の葬儀がもう一件続くことになります!」

 

写真屋さん

「やりましょう!」

 

力強い!

 

僅かばかりの希望の光が見えてきた次の瞬間、

 

「あなた電話終わったの?もう出かけなきゃいけない時間なんじゃないの?」

 

写真屋さんの奥さんの声が電話越しに聞こえてくる。

 

予定有り。ダメか!?

 

写真屋のご主人

「うるせぇ!人の命がかかってるんだ!すぐに機械の電源入れろ!」

 

電話越しにがなりたてる写真屋のご主人の声。

 

力強い!無駄に力強い!

 

神様!仏様!写真屋様!

 

さすがに遺影無しで葬儀を始める訳にはいかない。

 

「ご主人が遺影の写真間違えたらしいよ。」

 

親戚のひそひそ話が聞こえる中、今はただただ永遠とも思える時間をじっと待つしかない。

 

喪主様にとっては針のむしろだろうが、非難されるのは仕方がない。

 

だって本当のことだもん!

 

 

「やれるだけのことは、やってみましょう!」

 

それでも状況を察した写真屋さんが、最善を尽くしてくれたおかげで、助かった。

 

さすがに時間通りにとはいかなかったが、それでもどうにかこうにか10分遅れで、無事開式までこぎ着けた。

 

詳しくは聞かなかったが、遺産相続でもめた過去があり、義理の姉との仲はあまり上手くいってはいなかったらしい。

 

あの剣幕からすると、写真が手配できなかったら、喪主様は重りと共に東京湾に沈められていただろう。

 

フッ、命拾いしたな、喪主様。

 

 

無事式が終わって、遺族は通夜振る舞いの席に着いた。

 

ひとり斎場に残り、遺影を見つめる。

 

「大変ご迷惑をお掛け致しました。」

 

振り返ると申し訳なさそうに頭をかく喪主様の姿が。

 

喪主様

「でも、間違えても不思議じゃないくらい似てるでしょ?(お遍路さん姿なので)服も一緒だし。」

 

いや、全然違うよ!

 

確かに似てはいるが、明らかに別人だよ!

 

今すぐ眼科に行って来い!そう心の中で突っ込まずにはいられなかったとんでもない遺族の話。

 

 

合わせて読みたい!いや、読んでいただきたい!

いやいや、読んでくださいm(_ _)m!

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車のエンブレムは棺の中に入れられる?入れられない?-火葬の時の副葬品

皆様からご質問をいただきました。

 

火葬の際に故人の旧愛車のエンブレムを副葬品として棺に納めたい。

 

車のエンブレムを生前本人が廃車時に外されてて、自分で持っておられて、 「自分が帰天するときに入れて欲しい」と言われていたけど それを副葬品として入れることは可能ですか? ちなみにメルセデスベンツです。

 

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葬儀における当寺院のお布施の額は【とんち】でお伝えします

とんでもない坊さんの話。

 

とある顔馴染みのご喪家の葬儀でのこと。式の前日、喪家から呼び出しを受けてご自宅に伺うと、渋い顔をした喪主様がお出迎え。

 

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悲しみを吐き出させてやることも葬儀屋の大事な仕事~子供を亡くした母親の憂い~

それはやけにサバサバとした喪主だった。

 

息子が亡くなったというのに、ご遺体を引取りに病院に伺った時から、涙一滴どころか悲しい素振りすら微塵も感じさせない。

 

案の定、葬儀などは一切挙げず、最短での火葬を希望した。

 

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【人生がときめく片付けの魔法】掃除関連の本が無駄に多い家ほど汚い!?-

【人生がときめく片付けの魔法】など、数年前から掃除や片付けに関する書籍がバカ売れしてますけど・・・

 

掃除関連の本が多いご自宅って、意外と汚いですよね・・

 

ノウハウと行動は必ずしも一致せず!?

 

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【回顧録】ブックオフ戸越駅前店閉店セール~時代と共に去りぬ~

これは戸越駅前店と私の最期の思い出を綴った、切なくもちょっぴり笑える別れの物語である。

 

ブックオフ(BOOK OFF) 戸越駅前店が閉店。

 

ところでブックオフにある本は、店舗のある場所の「街の色」を如実に反映します。

 

 

学生街のブックオフはマンガが多い!なんていうのが、分かりやすい例ですが、戸越店は戸越銀座の入り口にあります。

 

戸越銀座といえば、住民の高齢化が進み、年齢層はちょい高め。

 

いや、なかなか高め・・・

 

いやいや、相当高め・・・

 

その影響なのか、置いてある本は発行年の古い、年代物の本が多いんですよね。

 

故に回転率もよろしく無く、確かにあまり魅力的な本が置いてあるイメージはありませんでした。

 

近い将来、街の世代交代とともに消えていくだろう・・・ なんて話をしていた矢先でした・・・

 

とても残念ですね。

 

 

いずれにせよブックオフで本を探す時は、お店のある地域の特徴を考えながら、自分の探しているジャンルの本が、充実していると思われる場所に行ってみてください。

 

多少なりとも良い本を買うコツです。

 

よかったら参考にしてみてください。

 

「えっ!?奥さんに何か本をプレゼントしたいですって?」

 

「それじゃあ、やっぱり戸越ぎん・・・」

 

o(`ε´)=====〇 バキッ!! ☆))XoX)

【回顧録】ブックオフ戸越駅前店閉店セール~時代と共に去りぬ~

これは戸越駅前店と私の最期の思い出を綴った、切なくもちょっぴり笑える別れの物語である。

 

ブックオフ(BOOK OFF) 戸越駅前店が閉店。

 

ところでブックオフにある本は、店舗のある場所の「街の色」を如実に反映します。

 

 

学生街のブックオフはマンガが多い!なんていうのが、分かりやすい例ですが、戸越店は戸越銀座の入り口にあります。

 

戸越銀座といえば、住民の高齢化が進み、年齢層はちょい高め。

 

いや、なかなか高め・・・

 

いやいや、相当高め・・・

 

その影響なのか、置いてある本は発行年の古い、年代物の本が多いんですよね。

 

故に回転率もよろしく無く、確かにあまり魅力的な本が置いてあるイメージはありませんでした。

 

近い将来、街の世代交代とともに消えていくだろう・・・ なんて話をしていた矢先でした・・・

 

とても残念ですね。

 

 

ちなみにブックオフで本を探す時は、お店のある地域の特徴を考えながら、自分の探しているジャンルの本が、充実していると思われる場所に行ってみてください。

 

多少なりとも良い本を買うコツです。

 

よかったら参考にしてみてください。

 

「えっ!?奥さんに何か本をプレゼントしたいですって?」

 

「それじゃあ、やっぱり戸越ぎん・・・」

 

o(`ε´)=====〇 バキッ!! ☆))XoX)

宮型霊柩車が消えた超意外な理由!?原因はアレだった!

宮型霊柩車が消えた「本当の本当の理由」

 

以前、「お葬式から宮型霊柩車と花輪が消えた本当の理由」でも書きましたが、いよいよ宮型霊柩車が絶滅の危機に貧しているようです。

 

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宮型霊柩車“絶滅”危機 1月に“元祖”倒産…「日本の葬送文化の喪失」 海外へ活路見出す業者も 

金箔(きんぱく)などで豪華な装飾を施した「宮型霊柩(れいきゅう)車」が減少している。近年では、派手な葬送が敬遠され、住民への配慮から、条例で火葬場への入場を禁止する自治体もあるという。

最近は、簡素な葬儀や密葬も増え、派手な装飾がない「洋型」や「バン型」が増え、宮型の存在感は薄まっている。

 

◆“元祖”が倒産

今年1月、宮型霊柩車の衰退を象徴する出来事が起きた。一部有識者から宮型の“元祖”とも評される大阪市鶴見区の霊柩車製造会社「セガワ」が、裁判所から破産手続きの開始決定を受けたのだ。大正9(1920)年創業で、業界では霊柩車製造の草分け的存在として知られていた。  

代理人弁護士によると、霊柩車単価が下落し、受注減少による採算の悪化が影響したとみられる。かつて主力だった宮型も近年、需要は少なくなり、100年近く続いた同社の霊柩車作りは静かに幕を閉じた。

 

◆全体の約1割

「全国霊柩自動車協会」(全霊協)によると、昨年4月時点で、全国にある霊柩車は計約5千台。洋型とバン型が約8割で、宮型は約650台と霊柩車全体の約1割だ。  

宮型はピークの平成12年には約2150台あったというがその後減少。21年ごろには洋型を下回った。料金体系は宮型、洋型ともに距離10キロで2万~5万円程度だが近年は減少傾向が続く。  

全霊協が16年ごろに加盟業者の協力で行った調査では、全国150以上の火葬場がすでに宮型の入場を規制していた。大阪府枚方市や埼玉県越谷市は条例で火葬場への出入りを禁止。宮型霊柩車を敬遠する住民に配慮する自治体が増えている。

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◆自宅葬の減少

『霊柩車の誕生』の著書がある国際日本文化研究センター井上章一教授によると、宮型は大正期、大阪の会社「駕友(かごとも)」が始めたのが通説とされているが、今年1月に倒産したセガワや他県の業者が元祖とする説もあるようだ。  

大正末期、路面電車が普及すると、ひつぎを輿(こし)で担いで自宅から墓地まで葬列をなす「野辺の送り」が線路をふさぐ迷惑行為とされ、自動車の発達で火葬場が郊外に増え、遺体を運ぶ役目は輿から車に代わる。

井上教授は「当初は、死体を車の積み荷にするようなやり方は抵抗があったが、車を使うしかない背景もあり、せめて飾りを付けようと始まったのが宮型」と説明する。  

宮型が減少した理由について、井上教授は「自宅での葬儀が減ったこと」を挙げる。霊柩車が同じルートをたどって郊外の火葬場に向かうため、1日に何度も見かける住民が「死を連想して不吉だ」と考え始め、嫌われる存在になったようだ。

さらに「社会の洋風化」が日本の宗教、死生観を変え、衰退を加速させたとみている。  

4井上教授は「人の気持ちが時代とともに変わるのは仕方ないが、社会から宮型がなくなるのは寂しい」と話していた。

 

■「走る寺」アジアの仏教国では歓迎

減少の一途をたどる日本国内とは対照的に、アジアの仏教国では派手な金色装飾の宮型霊柩車が脚光を浴びつつある。モンゴルでは「走る寺」と歓迎され、社会主義時代に寺が破壊されるなど迫害を受けた仏教のイメージアップにも寄与しているという。

日本葬送文化学会員で葬祭業者「アラキ」(千葉県八街市)の荒木由光社長(68)は平成15年以降、中古の宮型3台をモンゴルの国営葬儀社に寄贈。学会のモンゴル視察で、ある僧から「あの宮殿のような車を譲ってほしい」と言われたのが始まりだった。  

同国は土葬や風葬が根付いていたが、当時は墓地不足などから火葬が見直されていた。ただ、ひつぎを積む車は軽トラックと簡素なものしかなく、「金ぴかの宮型が死者を盛大に弔う同国の国民性と合致したのかも」と荒木社長は振り返る。  

当時、ウランバートル市長から感謝状を受けるなど自治体にも歓迎され、マスコミ取材も殺到。現在、寄贈を受けた国営葬儀社では宮型から予約が埋まっていくほど人気だという。  

同社は26年、仏教ラオスにも宮型1台を寄贈。荒木社長は「宮型がなくなることは日本の葬送文化の喪失。海外に活路を見いだすのも道だ」としたうえで、「いつからか日本人は身近な人の最期を盛大に弔わなくなった。宮型に目を向け、多くの人にいま一度、葬儀のあり方を問い直してほしい」と訴えた。


産経新聞 

 

本当の本当の理由①

ここまでは以前が私が書いた内容とおおよそ一致しています。

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ところが先日、日本最大手の遺体搬送専門業社である東京霊柩自動車 (トウレイ)の最古参メンバー達と話していると意外な答えが返ってきました。

 

最古参ドライバー

「いや、原因はアレだよ、あれ。」

 

「何ですか?」

 

最古参ドライバー

「ぶっちゃんだよ、ぶっちゃん」

 

「ぶっちゃん?」

 

最古参メンバー

「小渕っちゃんだよ、小渕っちゃん。」

 

文字数を稼ぐせこい手法はこのくらいにして・・・

 

そうです。2000年に急死した小渕恵三元総理の葬儀が、ターニングポイントだったと言うのです。

 

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政治的手腕はさておき、その親しみやすい人柄で人気を博し、さらには現役首相の病死というショッキングな内容が相まって、連日テレビで大々的に葬儀の内容が放送されました。

 

その時、画面いっぱいに映し出されていたのが、洋型・リムジンタイプの霊柩車だったのです。

 

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メルセデス・ベンツタイプの洋型リムジン)

 

前首相を乗せて颯爽と走ってく姿は、まさに有終の美そのもの。

 

「超かっこいい!イカす!」

 

となって、その葬儀をきっかけに、目に見えて、洋型霊柩車の注文が増えたそうです。

 

さらにこの流れは芸能界にも飛び火。多くの有名人の葬儀で、さっそうと走る洋型霊柩車が映し出されるたびに、「洋高和低」とも言えるこの現象は、如何ともしがたいものになっていったとのことでした。

 

宗教感の薄れ・人間関係の薄れ・生活の洋式化などの流れの中で、小渕元総理の葬儀が決定打を放ったといったところでしょうか。

 

本当の本当の理由②

もうひとつは、重要な理由ですが、大して面白みも目新しさもない、おまけみたいなものです。

 

ズバリ金額が高いから。

 

上記の記事に霊柩車の値段は10kmで2万円-5万円とあります。正確には地域や車種によりもう少し上下共に幅はありあますが、宮型はもちろん最上位に位置します。

 

厳密に言えば宮型にもいくつか種類がありますが、総じて最上位クラスと言えます。

 

2万円で普通の洋型クラウンタイプの霊柩車、5万円で宮型霊柩車。

 

さぁ、あなたならどちらを選びますか?

 

ただでさえ少しでも葬儀費用を安く抑えようという今日の流れの中にあって、総じて値段の高い宮型が衰退していくのは、当然の流れなのかも知れませんね。

 

私も含め多くの人間にとって、宗教よりも、理想よりも、社会的体裁よりも最も重きを置かざる得ないもの。

 

それはやはり・・・

 

「お金」ですからね。

 

最後に

トウレイの運転手によれば、以前はどこの営業所でも、大体5-6年で新車にしていた宮型も、使用年数が急激に伸びる一方とのこと。

 

このままいけば「これが最後の一台」となる日は、そう遠くない将来訪れることになるかも知れませんね。

 

式場がお寺の本堂から葬儀斎場に移り、白木祭壇が花祭壇に変わり、宮型霊柩車が洋型に取って代わられ、仏壇を置く家が減少していく・・・

 

仏の住む山、須弥山を人工的に再現したのがお寺の本堂。それを小さくしたものが白木祭壇だったり、宮型霊柩車だったり、仏壇だったりする訳ですから、本来は非常に重要な意味を持つものなのです。

 

そうした文化がどんどん失われていってしまうというのは、やはり悲しいものですね・・・

 

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